想いが、素敵なビジネスをつくる。

株式会社ワコルダー・コンサルティング-メディア
ビジネスについて、ほんの少しだけ深く考えるきっかけを提供できるといいなと思っています。

観光力を高めて、地方に人を集める9つのポイント。

今日は岡山に出張でした。 スケジュールに余裕がなかったので、 朝8時ごろの新幹線に乗り、14時30分ごろの新幹線で帰ります。 岡山駅は人がたくさんいて、 お土産屋さんも賑わっていました。 僕も家族に「チョコレート味のきび団子」を買って帰っています。 それで今、帰りの新幹線の中で、この文章を書いています。 岡山は新幹線が止まる駅ですし、 たくさんの人が集まります。 けれど、地方の町には「観光で人を集めたいけれど、どうしていいか・・・」と 思うケースも多いでし […]

カメラとコンサルティングが好きな話。

大学の頃からカメラが好きだった。 亡くなった祖母が、僕ら家族になぜかニコンのカメラを買ってくれたのが、カメラをはじめたきっかけだった。 朝の新宿、自宅近くの夜の道やお酒を飲む友人たち、ビルの合間の夕焼け。あちこち風景を撮って歩いた。 少しずつカメラのことを学び、レンズを揃え、フィルムもリバーサルフィルムにしたりして。 「現像、高いなー」と思いながら、何枚も何枚も下手な写真を撮った。 子供が生まれると、カメラをデジタル一眼レフに変えて、それから子供ばかり撮る […]

マリメッコから学ぶ、感性を経営に生かす話。未来、ぼくらはみんなビジネスで自分の感性を表現する。

うちにはいくつか、マリメッコの食器があります。フィンランドのデザイン・ブランドで、かわいらしくて使い勝手も良好。朝マリメッコのカップでディカフェのコーヒーを飲むと、何ていうのか・・・少しあたたかい気持ちで1日をスタートさせることができます。 マリメッコは、フィンランドの国民的なブランドの一つで、僕の好きな会社の一つです。僕がこの会社を好きな理由は、自分達の「感性」を大切にした経営をしているから。 もちろん「デザイン」の会社ですから、感性を活かしたビジネスで […]

森本千絵さんの話から、女性だけのデザインの会社はうまくいくんじゃないかという話。

アートディレクターの森本 千絵さんが、好きです。 森本さんは、たとえばミスチルやゆず、松任谷由実さんのアルバムジャケットを作っていたり、組曲やフランク・ミューラーなど、さまざまな企業の広告を作っています。 goen 〈https://www.goen-goen.co.jp/works/m-mr-07 〉 より引用 森本さんの作品は、受け取る人が自分で解釈する「余白」のようなものが残っていて、見るほどに「もっと見ていたい」と思います。 その「余白」はきっと、 […]

夏の明るい陽光をみていると、なぜか昔を思い出す。

ジリジリと強い太陽と、どこから響くのかわからないセミの声。そういう風景を見ていると、昔を思い出してしまうことがありませんか。今日はなぜかふと、10代の頃に見た映画「バグダッド・カフェ」を思い出しました。 大学生の頃、僕はレンタルビデオショップで「返しては借りて、返しては借りて」を繰り返している時期がありました(レンタルビデオショップ、という言葉が通じなくなる日も近いのだろうな)。今振り返ると、どうしてそうも映画ばかり見ていたのだろうと思いますが、とにかくた […]

波佐見焼きの躍進と、有田焼の更なる可能性から学べることがあるならば、たとえば。

僕は学生の頃から”食器”が好きで、大学生の一人暮らしの部屋で食器棚をおき湯呑みやご飯茶碗を、いくつも並べてたのしむようなところがありました。 休みの日にはデパートのリビングフロアに行って、「いいものはないかな」と、あちこちよく散策したものです。素敵な食器で飲むお茶は、たとえ安物でも、とてもおいしく感じました。僕のつまらない料理も、違って見えます。 最近、といっても数年前からですが、波佐見焼きが人気です。北欧のようなシンプルでかわいらしいデザインを取り入れ、 […]

「過去形で、経営をする」ー吉祥寺小笹さんの話。

東京・吉祥寺に小笹という和菓子店があります。 たった1坪の店舗で、年商3億円を超える売上をあげる。数十年間、1日も途切れることなく早朝行列ができて、開店前にはその日の限定50本の羊羹の予約は終了します。 興味が手伝って、僕も一度だけ、小笹の行列に並んだことがあります。午前5時台の早い電車に乗って吉祥寺に行き、到着。その時にはもう、行列ができていました。 「買えるかな」 少し心配したけれど、前に並ぶ方々の人数を数えると、どうやらまだセーフそうでした。僕は本を […]

答えから離れると見える景色

ビジネスは、答えに溢れていて、少し疲れることがある。企業は最高の商品を提供しようとして、とても効率的に物事を動かそうとする。 その文脈を「切る」ことで、実は生まれるものがあるのではないかと思うことがある。 たとえば、よく「浸透させたい」と言われる理念やミッションやパーパス。 いろんな言葉で呼ばれるそれは、自分たちがこの世界に何をするために存在するかを「明示する」言葉だ。 でも、いろんな企業が声高に叫ぶそんな言葉を見ていると、「明示する」ことで、手触りが感じ […]

ビジネスをデザインしよう。

おもしろいんだけど、面倒な話です。 事業をよくする時に、「売り方かえよう」というスタンスだと、あまりうまく行きません。 そもそも事業は「どんな事業・ビジネスをするか」で、成否の多くが決まっています。どんな価値を提供するかが、鍵です。事業のコンセプトとか。 ここで多くの人が間違えるのが、売り手がおもしろい(提供したい)と思うものと、お客さんがおもしろい(買いたい)と思うものを混同することでしょうか。 以前、3Dテレビが売れなかったように、売り手の視点(技術視 […]