先日も書きましたが(https://wacholdmedia.earth/management/282/)サドベリースクールに行ってきました。
一般的な学校のような「学問教育」をする学校ではなくて、子供が、「自分の好きなことをしながら学びを深める教育」をしている学校です。
好きなことをして学ぶので、「国語・数学・理科・社会・英語」のようなカリキュラムがありません。釣りをしたい子供は釣りをして、料理をしたい子供は料理をする。小説を読むのが好きだったり、YouTubeをみるのが好きな子供は、小説やYouTubeに好きなだけ没頭します。
今回は小学生の娘の夏休みの自由研究のために、「サドベリー・スクール」にインタビューに行きました。
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インタビューを受けてくださったのは、一般財団法人東京サドベリースクールの杉山まさる理事長です。子供の成長に貢献できればと、お忙しい時間を割いて、インタビューをお受けくださいました。ありがとうございます!
▼一般財団法人東京サドベリースクール
https://tokyosudbury.com/
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東京サドベリー・スクールを訪問した後、あれこれと、サドベリー・スクールの経営について考えを巡らせました。いろいろ考えたのですが、こう言った事業のカギになると思ったのが、「フィロソフィーをどうやって語っていくか」ということです。
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一般の商品を販売するときには「メリットを」語ることから考えるでしょうか。
「これだけの価値を提供するから、その変わりに、お金をください」というように、お客さんと売り手の間で「メリット提供の約束をする」ような形式です。
でも、サドベリー・スクールのような商品は、安易にメリットを伝え約束することができません。
「この学校に来たら、将来東大に入れます」とか「上場企業の役員になれます」とは謳えないし、そういう狭い人生観で子供を見ないようにしているのがサドベリーです。
そうではなくて、サドベリースクールのような事業では、「自社のフィロソフィー」を語り、共感してくださる方が増えることが、カギになります。
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サドベリーは「自由」と「自立」を大切にして教育をします。
親も「自分の意思を大切にして生きる」ことで、力を最大限発揮するような生き方をしてほしい方は多いのではないでしょうか。
教育観を様々な角度から語ることで、共感する人を増やす。すると、生徒が増えていきます。
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フィロソフィーを語ることは、共感を生み出し、ファンを生み出すことに役立つでしょう。
その意味では、ふつうのビジネスでも意識して取り組みたいところ。
「自社の商品がお客さんにどう役立つか」だけではなくて、「自分たちが何を大切にしているか」「どんなビジョンを持っているか」などを大いに語り、お客さんにレゾナンス(共振)を起こして言ってはどうでしょう?
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考えてみたい問い
○あなたが大切にしている価値観はなんですか?この世界をどんな世界にしたいですか?どんなふうに世界に貢献したいですか?それをどう伝えていきましょう?
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