野望倶楽部のススメ

僕には若い頃から、「考え事を手伝ってくれる仲間」がいます。
「どうしたらいいか、解決策」が曖昧なだけでなくて、「何が問題なのか」さえよくわからない状況でも、対話をしてくれる相手です。

この仲間と対話をすると、課題が解決したり、夢が形になったりします。
実際この対話は、まだまだ駆け出しの若い頃「いつか独立したい」と夢を語ることからスタートしたのですが、あの頃話したことは、仲間全員みんな実現しました。
いえ。それ以上に、あの時点で思い描いていたことを超えて、それぞれがある分野で認められるようになり、大きな仕事ができ、上場企業の役員になった仲間もいます。

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どんな対話かというと・・・
今はzoomですが、会ったら唐突に「これについて、考えたいんだよね」と話します。かなり抽象的です。
するとその話を受けて、相手の経験や知識の中から、いくつかの話をしてくれます。「こういう考え方は、どう思う?」と。
これ、アドバイスや正解を話すのとは違います。
第三者が聞いて、思ったことをただ言葉にしているだけです。

その「いくつかの話」をヒントに思いついたことをさらに話し、その話をもとに、また相手が考えを話す。・・・こんなふうに、対話を深めていくようなイメージです。

こうして対話をしていくと、
「自分の状況」や「自分が求めていること」がよりわかってきますし、「自分にはなかった考え方」を手に入れることができます。すると、対話の前の自分とは明らかに違う考えができるようになる。
もちろん、それですぐに考え事がクリアになる場合も、ならない場合もあるでしょう。ただ、いつでも何歩も前進できるのを実感するんです。
これを、お互いにできる仲間です。



この仲間とのやりとりを「野望倶楽部」と呼んでいます。
そして僕はこういう対話ができることを、人生を変えるとても強力な装置だと思っています。
そしてそれは、(言葉を変えれば)「言葉」には強力に人生を変える力があるということでもあります。

僕らは「夢」でも「課題」でも、まず人生の違和感として、曖昧な感覚を受け取ります。まだ言葉にならないこの感覚はとても大事なものなのですが(本当にやりたいことであったり、問題になる前の問題であることが多いです)、言葉にならないとうまく考えることができません。大事な感覚なのに、混乱を起こす原因にもなります。

でもそれが一旦言葉になると、さらに考えを深めることができるし、実行に移すことができます。
実行に移せば何らかの結果が出て、そこからさらにクリエイティブに考えることができる。

言葉になるから、形になる。
言葉にするために、あたらしい言葉を獲得するために対話をするのです。

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さて、野望倶楽部を開くポイントもお話ししておきましょう。
1.上下関係ではなくて、フラットな関係であることが大事。
  (年齢等々の上下関係はあっていいけれど、関係はフラットなのがいいです)
2.抽象的な話ができる相手がいいです。
3.自分の考えを正解として押し付けないようにします。
4.思ったことを自由に話し、その話から次の話をしていきます。
5.集まる仲間は、ある程度成長意欲があったり、勉強家であったりしたほうがうまく機能する感覚があります。

たったこれだけ。
あなたは、とても強力な対話の場、作ってみてはどうでしょう?

そして僕はコンサルタント。僕相手に、こういう場を作るのもおすすめです(笑。

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考えてみたい問い
○あなたには、考えを自由に話せる仲間がいますか?
 その人達と、最近会っていますか?
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