ビジネスを通じて、価値観を形にする。〈ミナ・ペルホネンを題材に考える〉

コンサルティングをする中で、僕はクライアントさんに「あなたのその価値観を、ビジネスの中で形にいきましょう」と伝えるようにしています。
魅力的なビジネスはいつでも、特別なとりくみをしているものです。

特別な取り組みはいつでも、そのビジネスに関わる誰かが、「こうしたら、もっとおもしろいビジネスになる」と信じて始めたことがあるから。

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たとえば、デザイナーの皆川明さんのブランド「ミナ・ペルホネン」。
アパレルブランドですから素敵な洋服をデザインして販売しているのはもちろんですが、それ以外にも興味深い特徴があります。

▼ミナ・ペルホネン
https://www.mina-perhonen.jp



たとえば、「洋服をデザインする」だけでなくて、わざわざ「生地からデザイン」して洋服を作っています。生地から服を作るブランドなんて、聞いたことがありません。
それから、「四半期」に一度新製品を作っては、過去のデザインを処分し続ける一般のブランドと違い、ミナでは「過去のデザインを改めて販売」したり、商品を「長く販売したり」しています。
(つまり、デザインした洋服を、普通のビジネスより長く扱います)







・わざわざ生地からつくること
・デザインを長く使い続けること
こういうふうに、自分たちの作ったデザインを大切にする価値観がある。
その価値観が、ミナ・ペルホネンというビジネスを特別なものにしています。
ぜひこの記事を読んだあなたにも、他にはない特別なビジネスを作ってほしい。

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ではどうしたら、価値観にあふれたビジネスを作ることができるのでしょうか?著書の中で皆川さんが「marimekko(マリメッコ)からの影響」を語っています。

「ミナの理念や運営スタイルは、marimekkoから大きな影響を受けたと思う。短期的に消費されていくデザインではなく、たとえ半世紀前に作られたデザインであっても、それが良いものであるならば変わらず作り続ける。それがmarimekkoのデザインの考え方だ。」(「生きる はたらく つくる」皆川明著より引用)

僕たちの価値観は、先人たちのいいところに触れた時に「あ、いいな」と思うことでこの世界に現れ、自分が働く中で「問題意識」として現れたりします。
経験を通じて、僕らの内面に静かに湧いてくるものです。
大切なのは、その感性を無視しないことです。
たとえ業界の常識を疑う眼差しであっても(いえ、常識を疑う眼差しだからこそ)、自分の中の違和感や憧憬を受け取り、「これを、どんなふうに形にしてみようか」と検討してみる。
そういう姿勢を持った時に、僕らは特別なビジネスを作りあげることができるのです。

自分は、本当はどんなビジネスを作りたいか?面倒がらずに向き合って、感じ受け止め考えるのが鍵なのだと思います。


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考えてみたい問い
○あなたの持つ問題意識や、好きな会社の特徴を書き出してみよう。
 それをビジネス作りにどう生かすか、考えてみよう。

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