温泉の外に、温泉の価値はある?

11月の頭の出張で入った温泉が気持ちよかったので、今日、近所の温泉に初めて行ってきた。
新潟の温泉とは違うけど、それなりによかった。
それなりによかったけれど、何か足らない。
なんだこの気持ち。

この気持ち、東京ドームシティのラクーアに行った時と同じかもしれない。
気持ちよくて楽しくて、お風呂上がりに飲むビールは最高だけど、なんか最高じゃない。

また行くんです。近くて助かりますし。温泉は気持ちがいいですから。
でも不思議です。

いろいろ考えてみて思ったのは、
この変な感覚は、温泉の外に出たら、そこは東京だということが原因なのかもしれない。温泉につかっている間中、気持ちがいいと思いながら、それと一緒に「外には車がたくさん走っている」を感じ続けてる。
間違いなく温泉なのに、外はコンクリートジャングル(いつの表現だ)。

結構、商品の価値を成立させているのは、ラッピングなんだよな。環境というか、外側というか。
湯船で、そんなことを考えた。