神社とビジネス、信仰と成功の話。

今日、近くの氏神様を奉る神社へ、お参りに行きました。
2021年4月に自宅を引っ越してから、「いついこう」とずっと気になっていて、4ヶ月を経てやっと参拝できたのです。
神社庁に電話をして新住所の氏神を聞くタイミングを逸して、のびのびになっていました。

氏神様はそれほど大きな神社ではなかったけれど、地域に根ざしたいい神社でした。
神社をお参りするとき特有の、涼やかで軽い空気が佇んでいて、神社の一角では ー おそらく、コロナのために使えなかった ー お神輿を外に出して、若い人たちが談笑をしていました。


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大学生の頃に祖父が亡くなり、一時的に、実家から祖父の位牌を東京の一人暮らしの部屋に持ってきたことがあります。あの頃毎日般若心経をあげたおかげで、いまでも般若心経は親しさを感じます。

平日大学の講義をサボって、静かな鎌倉を散策するのが好きで、何度も通ううち神社や仏閣との距離が近くなり、いつの間にか、僕は神社フリークになりました。





神社を巡るとき、心のどこかで「いいことがありますように」という下心があると思います。神社を巡ることで、どこかで神様が見ていてくださるのではないか、という期待です。
でも同時に、神社に参るときに、普段より少しだけ多めに自分の良心に目を向けることを喜んでいる自分に気づきます。

「4月に引っ越してきました。わたしたち家族と、地域のみんなと、安心して暮らせるようにお護りください。そして、神様におかれましては、安寧と幸福がありますようお祈りいたします」

そんな言葉を頭の中で反芻することで、僕は大切な場所に立ち戻れているような気がするのです。
自分は自分である。けれど、みんなの中の自分なのだ。


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成功した経営者が、信仰に厚いことは、よくいわれることです。
それは、自分よりも大きな存在を感じ、守られている感覚を覚え、これからも、いつでも神様と向き合えるよう、いいビジネスをしようという気持ちを確認していたのではないか、と思います。

ビジネスは、社会の問題を解決し、一人一人のお客さんを喜ばせるための仕組みです。
神様を前にして、「大元の自分に立ち返る」ことは、きっと経営にいい影響を及ぼす。僕は、心からそう思います。


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今日の、考えてみたい問い
○あなたのお住いの氏神様を奉る神社はどこですか?
もしわからなかったら、神社庁に電話してみると教えてもらえます。
地域に根付く神様に、ご挨拶に行きませんか?


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